【キャッシュレス決済】デジタルギフト券
デジタルギフト券とは、ギフトコードやURL、QRコードなどを活用し、ネット上で受け渡しができるギフト券の総称です。
代表的なデジタルギフト券はアマギフ(Amazonギフト券)、iTunesカード、GooglePlayなどがあります。
いずれもカードタイプや紙のギフトをコンビニや郵送で販売されていますが、Eメールタイプを選択した場合やギフトコードを伝えるだけで簡単に譲渡できることが商品券など通常のギフト券との違いです。
受け取ったデジタルギフトはECサイトやアプリストア、LINEスタンプなどで消費するケースが多いですが、QRコードを提示すると店頭で商品を受け取れるタイプのデジタルギフト券もあります。
店頭では使えない?
デジタルギフト券は種類によって店頭では使えないことがあります。
使途は発行元もしくは提携しているサービスに限定されるので注意しましょう。
主要なデジタルギフト券の使い道は次の通りです。
- アマギフ(アマゾンギフトカード) … Amazon,co,jp
- iTunesカード/GooglePlayカード … アプリストア、LINEコイン
- 楽天ポイントギフト … 楽天市場、楽天系サービスの支払い、対応店舗での店頭支払い
- タリーズギフト … タリーズ
- スタバデジタルドリンクチケット … スターバックスコーヒー
- ローソンソーシャルギフト … ローソンの対象商品
- セブンイレブンポチっとギフト … セブンイレブンの対象商品
ご覧の通り、ネットやアプリでしか使えないものや、店頭でも使えるデジタルギフトがあります。
コンビニ系のデジタルギフトは、ギフトで指定された商品と交換できるタイプが主流です。
贈り物として活用する際は、Amazonギフト券やiTunesカードなど、スマホさえあれば気軽に使えるタイプの人気が高いです。
デジタルギフト券の中では店舗でのポイント取り扱い店を増やしている楽天ポイントギフトが、もっともキャッシュレス決済に近い特性を持っています。
自分用に購入する需要
デジタルギフトは贈り物としての需要のほか、自分自身のアカウントへ反映させて使う需要があります。
基本的にギフトとして使える金額やポイントと使える額面は同じですが、セール期間中を狙えばデジタルギフト券の購入に対してポイントが多くもらえる仕組みです。
たとえばアマギフの場合、ポイント増量中にまとめ買いをして自分のアカウントにチャージすれば、買い物する都度に決済するよりもお得になります。
人気を集める要因
デジタルギフト券は贈り物としての需要が高く、特に結婚式や忘年会のゲーム景品、会社のノルマ達成特典、アンケートの謝礼などで活用されることが多いです。
受け取る側は、場所を問わず自分の好きな物を購入できるので嬉しいなどの意見が目立ちます。
全国百貨店共通商品券などは利用できる店舗が限られているほか、欲しい物を安く買えないことがよくあります。
VISAギフトカードやQUOカードなどは現金に近い特性がありますが、店頭決済する際にギフト券と現金を分けて支払う手間が大きいです。
ギフト券の種類によってはお釣りがでないことがあり、QUOカードは残高を把握できていないとレジで出すのが面倒に感じるといった意見も聞かれました。
その結果、通常のギフト券やQUOカードは貰ったけど使わないまま放置してしまうケースが多く見られます。
その点、デジタルギフト券は通販サイトやアプリストアなどを中心に、自分のペースで手軽に使える特性があります。
一度に使い切る必要がなく、僅かな端数が残ってもストレスに感じません。
また、ネットから手軽に残高確認できるのも強みです。
使い勝手が良くて貰っても困らない。
なおかつ使わずに放置してしまうことが少ないため、無難で喜ばれやすいギフトとして普及しました。